熊本地震で被害に遭われた方々に、こころからお見舞い申し上げます。
いつ終わるかわからない強い地震が続いているなか、不便な避難生活を送られている方々が多くいらっしゃる様子をニュースで拝見し、1日も早くこの状況が収束することを願うばかりです。
実際に被害に遭われた方はもちろん、救援に当たっていらっしゃる方たちは、強いストレスを抱え、体調を崩されやすい状態にあると想像します。また今回の地震で、東日本大震災に遭われた方のなかには、5年前の東日本大震災での出来事がフラッシュバックされ、不安になったり、調子を崩されたりした方もおられると思います。
そんな際に、とても役立つキャパシターのエクササイズ(運動、動作)をご紹介します。これはいつでも、どこでもできますし、小さいお子さんからお年寄りまでどなたでもできるので、ぜひやってみてください。
呼吸法
呼吸は活力の源です。新鮮な空気を吸い込んで、いらないものを吐き出しましょう!
落ち着きたいとき、気分を変えたいとき、元気を取り戻したいとき、まずは呼吸法を試してみてください。
呼吸することで、新鮮なエネルギーが組織と細胞に送り込まれ、こころとからだ、つまりその日と全体に栄養が運ばれ、人を健康にしてくれます。
腹式呼吸
①楽な姿勢で座り、目を閉じます。
②両手をお腹の上に置き、鼻から深く息を吸いこんでください。(このとき、空気が頭からからだの中心を通り、風船が膨らむようにお腹が空気で満たされていくようにイメージしてください)
③数秒、息を止めてください。
④口からゆっくり息を吐いてください。
お腹の筋肉を縮ませ、からだの緊張のすべてを吐き出すようにします。
★数分間繰り返します。
★頭に何か浮かんでも、その考えにとらわれずに、自分のからだを出たり入ったりする空気に集中してください。
指握り
指握りは、1本1本の指を手のひらに包んで握り、感情をコントロールして、経絡の流れをよくしていく、とても簡単な技法です。感情は危機的状況をサバイブするために有効なツールです。
深呼吸しながら、じんわりと1本1本の指を握ってこころを落ち着けていきましょう。毎朝、毎晩瞑想代わりに静かな時間をもってもいいし、こころがざわざわしたとき、気持ちを落ち着かせたいときに、特効薬としても活用できます。指握りは脳のなかで起こっている感じ方を変えることができます。
指握りの方法
①どちらの手でもかまいません。指を1本ずつ、もう片方の手のひらで包み込み、2分から5分そのまま握ります。(子どもの場合は1分くらい)
②息を深く吸い込んで、自分の内面の強くこころを乱すような気持ちや感情があることに気づいてください。
③感情は指と結びついています。感情に悩まされるときはその指をまず握るとよいでしょう。(親指:涙、悲しみ 人差し指:恐れ、パニック 中指:怒り 薬指:不安 小指:自信喪失、無力感)
④ゆっくり息を吐き出しながら、そうしたネガティブな感情も一緒に吐き出すようにしてください。(自分の内側にある困難な感情が指から流れ出て、地面に落ちるもしくは空中に飛んでいく様子をイメージします)
⑤息を吸うとともに、強さや勇気、英知を一緒に取り入れこころが落ち着いていく感覚を味わいます。
⑥取り入れた英知を行動の指針としていきましょう。
おまけ:
①もし好きな音楽があれば、それを聴きながらリラクゼーションすることもできます。
②自分にもできますが、ほかの人に対しても行うことができます。相手の指をやさしく握ってあげてください。
・怒っている人、動揺している人
・泣き叫んでいたり、かんしゃくを起こしたりしている子ども
・強い恐怖感や不安感をもっている人
・病人や重篤患者の精神的なケアのために
被災されている方や支援に当たられている方々が、少しでも楽になられることを願っています。
キャパシターインターナショナルジャパン
いつ終わるかわからない強い地震が続いているなか、不便な避難生活を送られている方々が多くいらっしゃる様子をニュースで拝見し、1日も早くこの状況が収束することを願うばかりです。
実際に被害に遭われた方はもちろん、救援に当たっていらっしゃる方たちは、強いストレスを抱え、体調を崩されやすい状態にあると想像します。また今回の地震で、東日本大震災に遭われた方のなかには、5年前の東日本大震災での出来事がフラッシュバックされ、不安になったり、調子を崩されたりした方もおられると思います。
そんな際に、とても役立つキャパシターのエクササイズ(運動、動作)をご紹介します。これはいつでも、どこでもできますし、小さいお子さんからお年寄りまでどなたでもできるので、ぜひやってみてください。
呼吸法
呼吸は活力の源です。新鮮な空気を吸い込んで、いらないものを吐き出しましょう!
落ち着きたいとき、気分を変えたいとき、元気を取り戻したいとき、まずは呼吸法を試してみてください。
呼吸することで、新鮮なエネルギーが組織と細胞に送り込まれ、こころとからだ、つまりその日と全体に栄養が運ばれ、人を健康にしてくれます。
腹式呼吸
①楽な姿勢で座り、目を閉じます。
②両手をお腹の上に置き、鼻から深く息を吸いこんでください。(このとき、空気が頭からからだの中心を通り、風船が膨らむようにお腹が空気で満たされていくようにイメージしてください)
③数秒、息を止めてください。
④口からゆっくり息を吐いてください。
お腹の筋肉を縮ませ、からだの緊張のすべてを吐き出すようにします。
★数分間繰り返します。
★頭に何か浮かんでも、その考えにとらわれずに、自分のからだを出たり入ったりする空気に集中してください。
指握り
指握りは、1本1本の指を手のひらに包んで握り、感情をコントロールして、経絡の流れをよくしていく、とても簡単な技法です。感情は危機的状況をサバイブするために有効なツールです。
深呼吸しながら、じんわりと1本1本の指を握ってこころを落ち着けていきましょう。毎朝、毎晩瞑想代わりに静かな時間をもってもいいし、こころがざわざわしたとき、気持ちを落ち着かせたいときに、特効薬としても活用できます。指握りは脳のなかで起こっている感じ方を変えることができます。
指握りの方法
①どちらの手でもかまいません。指を1本ずつ、もう片方の手のひらで包み込み、2分から5分そのまま握ります。(子どもの場合は1分くらい)
②息を深く吸い込んで、自分の内面の強くこころを乱すような気持ちや感情があることに気づいてください。
③感情は指と結びついています。感情に悩まされるときはその指をまず握るとよいでしょう。(親指:涙、悲しみ 人差し指:恐れ、パニック 中指:怒り 薬指:不安 小指:自信喪失、無力感)
④ゆっくり息を吐き出しながら、そうしたネガティブな感情も一緒に吐き出すようにしてください。(自分の内側にある困難な感情が指から流れ出て、地面に落ちるもしくは空中に飛んでいく様子をイメージします)
⑤息を吸うとともに、強さや勇気、英知を一緒に取り入れこころが落ち着いていく感覚を味わいます。
⑥取り入れた英知を行動の指針としていきましょう。
おまけ:
①もし好きな音楽があれば、それを聴きながらリラクゼーションすることもできます。
②自分にもできますが、ほかの人に対しても行うことができます。相手の指をやさしく握ってあげてください。
・怒っている人、動揺している人
・泣き叫んでいたり、かんしゃくを起こしたりしている子ども
・強い恐怖感や不安感をもっている人
・病人や重篤患者の精神的なケアのために
被災されている方や支援に当たられている方々が、少しでも楽になられることを願っています。
キャパシターインターナショナルジャパン